田無いづみ幼稚園のシンボル。
秋にはどんぐりが落ちてくる
白樫(しらかし)の木。
園歌の2番にも登場するカシノキ。
♪かしのき ゆさゆさ 大きいね
わたしの いづみ幼稚園
田無いづみ幼稚園の白樫の木。
実は幼稚園が開園する前から
この芝久保の地に、鎮座しておりました。
57年目を迎える田無いづみ幼稚園。
その前から。
その樹齢、70年以上といわれております。
もちろん私も生まれておりませんでした。
2020年4月25日、
その大きな姿に終止符を打つことになり
感謝の気持ちを込めて
伐採することになりました。
その姿は、見上げるたびに偉大さを感じさせてくれる
まさにいづみのシンボルでありました。
上の写真にありますように、創立以来、
染井吉野(桜の木)と大きなコンビネーション遊具と共に、
園庭にて、
いつも子どもたちを見守っていてくれたのです。
コンビネーション遊具の老朽化に伴い、
3年前に新しくツリーフォート(木の砦)が誕生しました。
ツリーフォートは、
白樫を包むように、ツリーハウスのように共に過ごしてきましたが、
この度、いよいよその役目を終えることになりました。
その最後の姿には、
何十年も
いつの時代の子どもたちのことも
温かく見守ってきてくれた
太くて、強く、逞しい
チカラが溢れていました。
だいぶ老朽化していたようなのですが、
一部を頂くことができましたので、
しばらくして、カタチは変わりますが、
いづみに帰ってくる予定でおります!
またお楽しみにしていてください!
かつて、
園歌にもある
緑の芝生ではしろうよ~
という歌詞があっても、
緑の芝生はなく、砂の園庭の時代もありました。
(いまは、タモシバとして生まれ変わりました☆)
しばらく大きくてゆさゆさ揺れる樫の木とはお別れですが、
いつの日にか、また大きくて
いづみのシンボルとなる、芝久保のシンボルとなる樹木が
幼稚園を守ってくれるよう、
すすんでいきたいと思います。
在園児、卒園児の皆様
今まで温かく見守って頂きまして
ありがとうございました。
白樫の、その最後の姿は、
少し笑っているようにも
見えたのは、気のせいだったのかな・・・。
ほんとにほんとに
ありがとうございました・・・!
5,000人を超える
在園児・卒園児・いづみっこを見守ってくれたことに
70年の歴史に
敬意を込めて・・・
深謝。
令和2年4月29日
昭和の日
学校法人いづみ学園
田無いづみ幼稚園
園長 小林 正和